旅の計画から出発

旅の計画から準備

温泉イメージ
    乾季の砂漠のようなバガン         ポッパ・マウンテン・リゾート


旅の計画から準備

1.    いつ行く
ミャンマ-の気候を考えると、11月から2月(3月)の乾季に行くのがベスト。ヤンゴンは6月から10月が雨季となり降水量が多くなる。マンダレ-やバガンは7月から9月の雨季でも比較的雨量は少ない。ただし、3月、4月の暑さはかなり厳しい。インレ-湖は8月から10月にかけて雨の日が多い。
*4月中旬は、ミャンマ-の大型連休(水かけ祭り、ミャンマ-の新年)にあたりミャンマ-国内の移動、ホテルの確保が困難になるため、この時期は避けたほうがよい。レストランなども閉店するところが多い。

2.    どこへ行く
前の首都でありビジネスの中心がヤンゴン。仏教徒の聖地であるシュエダゴォン・パヤ-は必ず訪れたい。ミャンマ-のほぼ中心に位置する古都マンダレ-は国際空港があるミャンマ-の第二の玄関口。市内には王宮やマンダレ-ヒル、周辺にはインワ、サガイン、アマラプラなどの古い王都があり見どころは多い。ミャンマ-の観光一番のハイライトが2500を超す仏教建築物が建ち並ぶバガン。ミャンマ-観光では必ず訪れたい場所。仏教遺跡群の彼方に沈む夕日を見るだけでも訪れる価値がある。シャン高原にあるインレ-湖周辺はミャンマ-でも特に自然の美しいところ。高原にあり気候も過ごしやすい。多くの少数民族と対面することができる。
南部の美しい海岸線が続くビ-チリゾ-トでは手付かずの自然を満喫することが可能。中央部に広がる自然公園では野生動物と出会うエレファント・トレッキングなどのプログラムにも参加できる。多彩な観光資源を持つミャンマ-は何度訪れても飽きることはない。

   ポ-ウィン山        手付かずのビ-チ      パティンの名物は傘

3.    どうやって行く
旅行会社のパッケ-ジツア-は航空券やホテルをセットにして販売している商品。初めて訪れる国や、自分で計画を立てるのが苦手な人は安心して参加できる。反面自由な時間は限られる為、自分の行きたい場所が決まっている人は、旅行を自分で手配する個人旅行がおすすめ。思いのまま自由に旅行が楽しめる。但し、ミャンマ-の国内事情を知らないと思わぬ失敗をすることも。ミャンマ-旅行に詳しい旅行会社に手配を依頼したほうが安全で安心。

4.    航空会社を選ぶ
日本からは全日空がヤンゴン直行便を運航している。他は日本航空とタイ国際航空がバンコク経由でヤンゴン、マンダレ-へ、シンガポ-ル航空がシンガポール経由でヤンゴンへ運航している。共に機内サ-ビスには定評があり安心。



5.    ホテルを選ぶ
ミャンマ-を訪れる旅行者は世界中から年々増加しており、ホテルの客室は不足している。特にビジネス客が急増しているヤンゴンでは希望のホテルが予約出来ないことも多い。マンダレ-、バガン、インレ-湖についても、オンシ-ズンは部屋の確保が難しくなる。宿泊希望のホテルがあれば早めに予約したい。値段は高い。

6.    ミャンマ-国内の移動

(1)飛行機

日程の限られた旅行者の移動手段として最適。ヤンゴン、ニャンウ-(バガン)、マンダレ-、ヘ-ホ-(インレ-湖)を結ぶ幹線ル-トが毎日運航している。オンシ-ズンは、増便、逆にオフシ-ズンは、各社運航調整することがあるので注意。ヤンゴン ⇔ ニャンウ- 90分 ニャンウ- ⇔ マンダレ- 30分
マンダレ- ⇔ ヘ-ホ- 30分 
  
  搭乗案内は手で掲げるボ-ドを確認

(2)長距離バス
ヤンゴン、マンダレ-間は高速道路が整備されている。ほとんどのバスはエアコン付。夕方ヤンゴンを出発してマンダレ-には翌朝到着する。他の路線については道路事情が悪いので、現状ではあまりお勧め出来ない。

(3)鉄道
鉄道を利用して移動するのは旅の楽しみ方のひとつ。但し、ミャンマ-の鉄道は、時間がかかる上にかなり揺れるので、長距離の移動は正直辛い。マンダレ-の近郊のピンウ-ルィンと北部のティ-ボ-を結ぶ路線は、世界で2番目に高いゴッテイ鉄橋を通過する。ミャンマ-鉄道の旅のハイライトとして観光客に人気。

(4)フェリ-
マンダレ-とバガンを結ぶ、エヤワ-ディ-川のリバ-クル-ズは、特に欧米からの観光客に人気がある。デッキ席から眺める景色は格別。外国人用のエクスプレス・フェリ-には食堂、トイレが備わっていて安心。 マンダレ-からバガンまでの所要時間は9時間~13時間(季節、天候、水量により変動)。早朝に出発して日没前にバガンに到着する。

(5)現地で専用車、ガイドを手配(レンタカ-
ミャンマ-では観光客が公共の交通を使いこなすのは難しいため、タクシ-を使うことが多くなるが、前もって予定が決まっていれば、ガイド付きの専用車を事前に予約できる。空港などに迎えに来てくれるので、到着してそのまま観光できる利点がある。マンダレ-は空港から市内へ行く途中にインワ、サガイン、アマラプラなどの見どころがあるため、効率よく観光できる。

7.    旅の予算は

(1)パッケ-ジ・ツア-で行く場合(旅行代金+個人的費用
日本国内でパック旅行の範囲の支払いが可能(通常は、航空券+ホテル+現地での移動、観光等の費用が含まれる。)現地では食事代やおみやげなどの個人で使う費用が必要になる。
*航空会社やホテルが直前まで確定出来ないことがある。


   ネズミの丸揚げ        揚げ物の屋台        麺料理の屋台

(2)個人で手配する場合

ミャンマ-までの航空券
日本円、クレジットカ-ドで支払可能。座席の事前指定などが可能。各航空会社のウェブサイトで購入するか、旅行会社で購入する。

ミャンマ-のホテル
ホテル予約サイトなどから予約すると、日本円でカ-ド払いが可能。予約が取りにくかったり、眺めの良い部屋などのリクエストが出来ない場合がある。
日本の旅行会社、または、現地の旅行会社で予約する。ミャンマ-の国内線とセットで予約すると便利。日本の旅行会社の場合、日本で支払いが可能も多少割高になる。通常現地でUSドルでの支払いが基本。
直接ホテルに予約する場合、現地でUSドルでの支払いとなる。(一部はカ-ド利用可)部屋のグレ-ドアップなどのサビスが受けやすい。ホテルの送迎車(有料)も手配できるので安心。

ミャンマ-国内の交通
ミャンマ-国内線(エアマンダレ-、エアバガン、エアカンボウザなど)ウェブサイトから予約はできるが、現状では英語でメ-ルをやり取りすることになる。日本の旅行会社か、現地の旅行会社に依頼するのが安心。支払いについては各社対応が異なる。日本で支払うか、現地でUSドルで支払う。チケットはホテルまで届けてくれる。(現在は、Eチケットの発行で対応している場合が多い。)

現地ガイド、レンタカ-等
海外手配を扱う旅行会社のウェブサイトなどから予約が出来る。日本円、クレジットカ-ドで支払うことも可能。現地の旅行会社に申し込んだ場合、支払いは現地でUSドル払いが基本。

入域料やその他経費
現地でUSドル、または、チャットで支払う。観光地では、有料のトイレ(200チャット程度)が多いのでチャットの少額紙幣を持っていると重宝する。

食事、おみやげなどの個人的経費
チャットで支払い。高級店などはクレジットカ-ドが利用できるところもある。

*ミャンマ-への現金の持込みはUSドルで持ち込むことになる。基本的に新札しか使えないと思っていた方がよい。UDドルからチャット(Kyat)に両替する場合、100ドル札のレ-トが一番よい。

ミャンマ-旅行を専門に扱っている日本の旅行会社にまとめて手配を依頼すると便利。パッケ-ジ旅行より安く手配出来ることも多く、何より旅程を自由に組めることが利点。

8.    準備するもの

(1)有効期限が6ヶ月以上ありミャンマ-入国ビザ用にペ-ジが1ペ-ジ以上   残っているパスポ-ト。

(2)ミャンマ-入国ビザ 取得方法については、ビザの取得ペ-ジを参照

館内施設イメージ
      インレ-湖の水上村           バガンよりエ-ヤワディ-川を望む

日本出国~乗り継ぎ

1.出発前の確認

航空券の確認
直接航空会社から購入した航空券は事前に座席の指定が可能。前日にインタ-ネットでチェックインもOK。空港での手続きが簡単。マイレ-ジなどの特典もあるので購入時に確認しておくとよい。パッケ-ジツア-や格安航空券を利用の場合でも申込時に受けられるサ-ビスや特典について確認しておくと便利。

海外旅行保険 
クレジットカ-ドで航空券や旅行代金の支払いを行った場合など、自動的に海外旅行保険が適用される場合があるので、補償額や保険の適用範囲など事前に確認しておきたい。保険は無駄な出費と考える人もいるが、いざという時のために保険は加入しておいた方がよい。保険会社はいろいろあるが、保険金率に差はないので特約内容や緊急時の連絡体制などで判断するとよい。

外貨の両替  
ミャンマ-には日本円をUSドルに両替して持込むことになる。ミャンマ-では、USドルの古い札や汚れた札は基本的に受取ってもらえないので、日本でUSドルに両替する場合は新札を指定して受け取るようにしたい。ミャンマ-に着いてから現地の通貨チャット(Kyat)に両替する場合、高額紙幣ほど高レ-トで両替できる。



2.空港到着~搭乗まで

出発空港到着 
空港には余裕を持って到着したい。フライトの2時間前には着きたい。

チェックイン
航空会社のカウンタ-で航空券とパスポ-トを提示して搭乗券を受け取る。同じ航空会社でも搭乗クラスや事前にインタ-ネットなどでチェックインを済ませている場合など、並ぶ列が違ってくるので注意。飛行機に預ける荷物がある場合は引換証を受け取る。受託荷物は通常エコノミ-クラスの場合、1個(全日空の場合、重さ23kg、3辺の合計が158cm以内)。受託荷物は乗り継ぎの場合など最終目的地で引き渡しとなるので、経由地で宿泊する場合などは、その旨を航空会社に伝えておく。

手荷物検査
ボディ-チェックと機内持込み荷物のX線検査が行われる。液体(100mm以下の容器に入れて透明のビニ-ル袋で保管。)やパソコンなど電子機器は荷物から取り出し、金属類、上着などとトレイに乗せて検査を受ける。自身は金属探知機のゲートを潜る。機内持込み手荷物は原則として1個(全日空の場合、重さ10kg、3辺の合計が115cm以内)

税関     
高価な外国製品を持っている場合は、「外国製品の持ち出し届」を記入税関に確認のスタンプをもらう。用紙は帰国まで保管する。

出国審査   
パスポ-トと搭乗券を提示して出国スタンプを押してもらう。パスポ-トのカバ-は外しておく。

搭乗口    
搭乗案内のアナウンスがあるまで搭乗ゲ-トの待合ラウンジで待機。食事や買物などする場合は搭乗ゲ-トの場所、予定搭乗時刻を必ず確認しておく。



3.機内での過ごし方

搭乗・着席  
荷物は前の座席の下か上の荷物棚へ保管する。機内で必要な物は予め取り出しておくとスム-ズに着席できる。シ-トベルト着用。

離陸     
電子機器等は使用禁止。座席の背を戻し、前のテ-ブルも閉める。

水平飛行
「ベルト着用FASTEN SEATBELT」のサインが消えたら機内のビデオ番組等がスタ-ト。飲み物等のサ-ビスがはじまる。

機内食    
通常、2種類のメニュ-から選べるようになっている。食事の間は座席のリクライニングは戻しておくのが機内でのマナ-。

機内販売   
座席のポケットに機内販売のカタログがあり、免税品を販売している。

入国カ-ド  
目的地が近づいてくると、入国カ-ドや税関申告書など、入国審査に必要な書類が配られる。乗り継ぎの場合は必要ないが、経由地で入国する場合には必要となる。

到着
離陸時と同様「ベルト着用FASTEN SEATBELT」のサインが点灯。座席の背やテ-ブルは、元の位置に戻す。電子機器は使用禁止となる。時計は現地時間に合わせておく。

  炒飯(タミンジョ-)     ス-プ(ヒンチョ)      揚げ物(アチョ)

4.乗り継ぎ TRANSFER

経由地で別の飛行機に乗り換ることを「TRANSFER」(乗り継ぎ)という。

①荷物はすべて持って飛行機を降りる。

②「TRANSFER」の表示に従って進み、トランスファ-(乗り継ぎ)カウンタ-でチェックインする。 

*シンガポ-ル空港などでは乗り継ぎの際に、タ-ミナル間をスカイトレインなどで移動することがあるので注意。

③搭乗案内のアナウンスがあるまで、待合室で待機する。

5.乗り継ぎ便:機内

基本的には日本からの飛行機と同じ。アナウンスが英語と現地語になるので注意。

①機内では入国カ-ドや税関申告書など、入国審査に必要な書類が配られるので、予め記入しておく。 

ミャンマ-入国書類記入例を参照

②到着までに時計を現地時間に合わせておく。
 (ミャンマ-は日本時間―2時間30分)

ミャンマ-入国

1.ヤンゴン・ミンガラドン国際空港

①入国審査  
FOREIGNER(外国人)の列に並び、入国カ-ドとパスポ-トを係員に提出し入国スタンプを押してもらう。

②荷物受取  
乗ってきた飛行機の便名が表示されたテ-ブルで荷物を受け取る。

③両替    
荷物受取りテ-ブルの先に両替カウンタ-があるのでUSドルからミャンマ-・チャット(Kyat)に両替しておく。

④税関    
USドル1万ドル相当額以上の外貨を持っている場合、ここで申告する。申告するものがない場合、機内で記入した税関申告用紙を係員に渡す。

⑤出口   
税関を過ぎると出口、迎えの車やガイドを手配している場合は、この場所で出迎えてくれる。

*空港出口付近にはポ-タ-が大勢待機している。勝手に荷物を運び、チップを要求してくるので必要ない場合は断ろう。

2.ヤンゴン国際空港から市内

ヤンゴン国際空港から街の中心部まで、日中は道路の渋滞で1時間以上かかる。
(早朝など渋滞がなければ、30分程度)料金は、片道US10ドルが相場。
チャットなら9000Kyat。(20144月現在)


3.マンダレ-国際空港

①入国審査  
飛行機からバスで空港ビルへ到着。到着してすぐに入国審査カウンタ-がある。
入国カ-ドとパスポ-トを提示して入国スタンプを押してもらう。
国際線が少なく、実にスム-ズ。

②荷物受取  
乗ってきた飛行機の便名が表示されたテ-ブルで荷物を受け取る。停電でベルトが止まってしまう事もあり、台車で荷物が運ばれることもある。

③出口    
到着ロビ-へ出ると迎えの車のドライバーやガイドが迎えてくれる。

4.マンダレ-国際空港から市内

マンダレ-国際空港はマンダレ-の中心から40km以上離れており、車で約1時間かかる。市内へ向かう道路は途中まで高速道路が整備されている。空港から市内へ入る途中にインワ、サガイン、アマラプラなどの見どころに立寄れるので、ガイド付きのレンタカ-を予約しておくと効率よく観光することが出来る。

ミャンマ-出国

1.ヤンゴン・ミンガラドン国際空港より出国

出国の際はフライトの2時間前までには空港に到着しておきたい。ヤンゴン市内から空港へ向かう道路はかなり混雑するので、余裕をもって出発したい。

①チェックイン
空港ビル1階で最初にX線の検査を受け、航空会社のチェックインカウンタ-で搭乗手続を行う。パスポ-トと航空券を提示して搭乗券を受取る。出国カ-ドを記入していない場合はチェックイン時に航空会社のカウンタ-で出国カ-ドを貰い記入する。受託荷物がある場合ここで預ける。

②出国審査
搭乗手続が済んだらエスカレ-タ-で3階へ進み、出国審査のカウンタ-へパスポートと出国カ-ドを提出して出国スタンプを押してもらう。

③税関
入国時に税関に申告した物があれば税関で品物を確認される。

④免税店、ギフトショップ
出国審査が済むと搭乗ゲ-トが開くまで免税店、ギフトショップなどのあるホ-ルで過ごすことになる。食事が出来るネットカフェもある。

⑤手荷物検査
搭乗ゲ-トの待合室に入る際にボディ-チェックと機内持込み荷物のX線検査が行われる。パソコンなどの電子機器は荷物から取り出し検査を受ける。

⑥搭乗口
搭乗案内のアナウンスがあるまで待合室で待機する。



2.マンダレ-国際空港から出国

マンダレ-市内から空港までは40km、車で1時間程度。空港ビル2階の出発フロア-に到着。フライトの2時間までに着きたい。

①税関
ビル内に入るとX線検査を受け、その先が税関。申告品がなければ通過する。

②チェックイン
航空会社のチェックインカウンタ-で搭乗手続を行う。パスポ-トと航空券を提示して搭乗券を受け取る。出国カ-ドを記入していない場合はチェックイン時にカ-ドを貰い記入しておく。受託荷物がある場合はここで預ける。

③出国審査
出国審査のカウンタ-でパスポ-トと出国カ-ドを提出して、出国スタンプを押してもらう。

④手荷物検査
出国審査が済んだら搭乗ゲ-トへ進む。搭乗ゲ-トの待合室に入る際にボディ-チェックと機内持込み荷物のX線検査が行われる。パソコンなどの電子機器は荷物から取り出し検査を受ける。搭乗案内のアナウンスがあるまで待合室で待機する。


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