バガン王朝よりさらに古い、3世紀~9世紀頃に築かれたピュ-族の都市国家「スリ・クシェトラ(タイエ-キッタヤ-)」の遺跡群がミャンマ-初の世界遺産に登録されて、多くの観光客に注目されるようになった「ピイ」をご案内します。
正確には「ピューの古代都市群」として世界遺産に登録されており、スリ・クシェトラ(タイエ-キッタヤ-)遺跡の他には、ネ-ピ-ド-の北部にあるベイタノ-遺跡とマンダレ-北部のハリン遺跡の3か所となる。いずれもエ-ヤワディ-川流域にピュ-族によって築かれた城壁都市。ピュ-族の繁栄は紀元前2世紀から9世紀頃まで1000年以上続いたとされる。その後はビルマ族が台頭して、アノ-ヤタ-王によって国が統一される。
ピイへのアクセスはバスでの移動が便利。ヤンゴンからは約7時間(マンダレ-からだと約9時間)でピイのバスタ-ミナルに到着します。タ-ミナルから町の中心部へはピックアップ・トラックで約10分。
①2014年6月、世界遺産に登録された「スリ・クシェトラ(タイエ-キッタヤ-)」はピイ観光のハイライト。ピイの中心から約9kmのモウザ村に王宮跡や城壁、仏塔が点在しています。
まずは考古学博物館で情報を収集。
ボウボウジ-・パヤ-
ピュ-・スタイルのパヤ-
城壁には魔除けの釘が刺さっている
王の骨(灰)がおさめられいる
スリ・クシェトラ(タイエ-キッタヤ-)の風景 現地ではモウザと呼ばれる。
②ピイを訪れたら「アカウタウン」にも行ってみたい。ピイから車で1時間半のトンボ-村からボ-トで訪れます。
アカウタウンではエ-ヤ-ワ-ディ-川沿いの壁面に彫られた仏像群を観ることができます。
トンボ-の船着場からボ-トで15分でアカウタウンに到着。(帰りは30分)
崖沿いの道を仏像を眺めながら登っていきます。
途中で、竹の棒を壁面に差して、健康を祈ります。
頂上のパヤ-からエ-ヤワディ-川が眺められます。
③ピイ郊外の見どころ
めがねの仏像で知られる「シュエミャッマン・パヤ-」眼病にご利益。
初代のメガネ 現在かけているのは3代目とのこと。
田園地帯にそびえ立つ「シュエナッタン・パヤ-」
④ピイ中心部
ピイのシンボル 町を見下ろす高台に建つ「シュェサンド-・パヤ-」
ピイはエヤ-ワディ-川沿い栄えた町
ピイの町の中心にあるアウンサン像
ピイにある日本人がオ-ナ-のレストラン「横浜」のメニュ- ここで栄養補給と情報収集。